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調査 #63

未完了

基盤地図情報 数値標高モデル10mをArcMapで表示するまでの流れを明らかにする

高橋 徹 さんが7年以上前に追加. 7年以上前に更新.

ステータス:
進行中
優先度:
通常
担当者:
カテゴリ:
-
対象バージョン:
-
開始日:
2016/09/06
期日:
進捗率:

50%

予定工数:

説明

調査目的:基盤地図情報 数値標高モデル10m をArcMapで利用する方法を明らかにする

調査結果:

完了条件:


ファイル

import_error-1.png (10.9 KB) import_error-1.png 基盤地図情報(GML)のインポートでエラー 高橋 徹, 2016/09/06 08:53

高橋 徹 さんが7年以上前に更新

日本地図データ 標高 にArcMapで取り込む方法のメモを残しているので、それに沿って作業を実施。

入手したZIPファイル群を全数指定してインポートしたところ、次のファイル読み込みでエラー発生

  • FG-GML-6546a-DEM10B.zip
  • FG-GML-6546d-DEM10B.zip

次に、ZIPファイル1つ(上の後者)だけ指定してインポートしたところ、エラー発生、エラーダイアログを添付
FG-GML-6546d-DEM10B.zip は7zipツールで展開できた、が、中を見るとさらにzipファイルが複数含まれている。他のZIPファイルは開くと中がXMLファイルとなっているので、エラーになったこのZIPファイルは確かにおかしい。
なお、ZIPファイル内のファイルのタイムスタンプは2014年1月31日

2016-09-06に基盤地図情報のダウンロードサイトから当該エリア(6546)をダウンロードしたがファイルのタイムスタンプは同じ(2014-01-31)

そこで、この2つのZIPファイルを解凍し、中のZIPファイルをさらに解凍し、XMLファイルを1つのZIPファイルにまとめた。
これにより、エラーは解消した。

同じパターンのエラーが次のファイルでも発生したので、同様に処置をした。

  • FG-GML-6646a-DEM10B.zip
  • FG-GML-6646c-DEM10B.zip
  • FG-GML-6646d-DEM10B.zip
  • FG-GML-6647c-DEM10B.zip

高橋 徹 さんが7年以上前に更新

入力ファイルの読み込みエラーは解消したので、インポートを実施したところ、今度はメモリ不足エラーが発生した。

そこで、インポートするファイルを減らしてみたところ、次のあたりがメモリ不足発生有無の境目

  • FG-GML-3* と、FG-GML-4* の117ファイル : エラー発生
  • FG-GML-3* と、FG-GML-40*~48* の95ファイル : OK

おおよそ100ファイル以内に分割して処理すれば大丈夫そう。
→ 50前後でもデータサイズが大きいとダメでした。

対象ファイル フィーチャークラス名
FG-GML-3*
FG-GML4[0-3]*
51 dem10_3xxx_4xxx_1
FG-GML-4[4-9]* 66 dem10_4xxx_2
FG-GML-50* 31 dem10_5xxx_1
FG-GML-51* 36 dem10_5xxx_2
FG-GML-52* 37 dem10_5xxx_3
FG-GML-53* 31 dem10_5xxx_4
FG-GML-54* 24 dem10_5xxx_5
FG-GML-5[5-6]* 37 dem10_5xxx_6
FG-GML-5[7-9]* 38 dem10_5xxx_7
FG-GML-6[0-3]* 44 dem10_6xxx_1
FG-GML-64* 24 dem10_6xxx_2
FG-GML-65* 23 dem10_6xxx_3
FG-GML-6[6-9]* 34 dem10_6xxx_4
  • 50*と51*と合わせたらOutOfMemory
  • 51*と52*と合わせたらOutOfMemory
  • 53*と54*と合わせたらOutOfMemory
  • 54*と55*と合わせたらOutOfMemory
  • 64*と65*と合わせたらOutOfMemory
エラー
FG-GML-4028-11-dem10b-20090201.xml(Raster)を処理します
System.Runtime.InteropServices.COMException (0x80004005): エラー HRESULT E_FAIL が COM コンポーネントの呼び出しから返されました。
   場所 ESRI.ArcGIS.DataSourcesRaster.IRasterEdit.Write(IPnt pTlc, IPixelBlock pPixelBlock)
   場所 ESRIJ.ArcGIS.KibanConverter.clsBMapExport.MakeRasterDataset(String pTag, Int32 pSecType, String InFile, String geoCoord)
(ImportFGDGML) を実行できませんでした。

もしかしてArcMapで開いていたからか?

高橋 徹 さんが7年以上前に更新

作成したフィーチャークラス群を1つのフィーチャークラスにまとめます。
ArcToolbox の [データ管理ツール] > [ラスター] > [ラスターデータセット] > [新規ラスターにモザイク] を実行します。
入力ラスターにフィーチャークラス群を指定、出力場所にジオデータベース、ラスターデータセット名に適当な名前(拡張子なし)、バンド数に1を指定します。

これで、日本全国が1つのフィーチャークラスになります。

高橋 徹 さんが7年以上前に更新

ジオデータベースの標高ラスターをTIFFへエクスポートする作業に、5時間半を要した。

参考メモ)
国土地理院基盤地図情報数値標高モデル(10m)から構築されたArcGISデータコレクション地形のDEMについてラスターデータセットのプロパティを調べてみた。

  • カラムとロウ: 280,125 x 230,250
  • バンド数:1
  • セルサイズ: 0.000111..., 0.000111...
  • 非圧縮サイズ:120GB
  • 形式:FGDBR
  • ピクセルタイプ:符号付き整数
  • ピクセル深度:16 Bit

他の形式にエクスポート: Atom PDF