購入PC-KIRA-L93¶
東芝製ノートPCで、タッチパネルディスプレイの搭載、およびキーボードを折り畳み時と逆側に折り畳みタブレットモードとして使用、キーボードの分離、などの特徴を持ちます。
仕様¶
CPU | インテル Core i5-4210Y 1.5GHz(TurboBoost 2.0: 1.9GHz) 2core 4thread |
RAM | 8GB(PC3L-12800) |
グラフィックス | CPU内蔵 Intel HD Graphics 4200 |
表示 | 13.3" TFT 2560x1440 |
ディスク | SDD 128GB(SATA) |
OS | Windows 10 |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac (コントローラ: Intel Dual Band Wireless-AC 7260) |
Bluetooth | Ver.4.0 (コントローラはWi-Fiと同じ) |
SDカード | microSD(microSD: 2GB, microSDHC: 32GB, microSDXC: 128GB) |
USB | 3.0x2 |
ビデオ出力 | microHDMI |
Webカメラ | 前面 92万画素、背面 500万画素 |
センサー | 電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサー |
寸法(WDH) | 319.9 x 227.0 x 16.9 mm |
重量 | 1.75kg(キーボード非装着時: 1.3kg) |
プレインストールされているドライバ¶
- Intel Management Engine Interface
- Intel Display Driver
- Intel Rapid Storage Technology Driver
- TOSHIBA System Driver
- Conexant Audio Driver
- Intel Wireless LAN Driver
- Intel Bluetooth Filter Driver
- ASIX LAN Driver
- Realtek Card Reader
- Realtek PC Camera Driver
https://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata2/015668.htm
初期設定¶
Microsoftアカウントを入れると¶
初期設定中で、Microsoftアカウントを入力する場面があります。すると、ログインユーザーとしてMicrosoftアカウントの氏名の名前(苗字ではなく)が使われます。ユーザーのホームディレクトリが、C:\Users\徹
と日本語名になってしまって、いろいろ困る原因となります。
初期設定ではインターネットに接続しないことで、Microsoftアカウントではなくローカルアカウントを作ることができる。または、Microsoftアカウントを新しく作るを選択後、Microsoftアカウントを使わずにサインインを選択し、ローカルアカウント作成できる。後でMicrosoftアカウントに切り替える。
初期設定でMicrosoftアカウントを使用してログオン名(Windowsのログオンアカウント)が日本語になってしまった場合は、そのユーザーは削除し別に作りなおす。
ローカルユーザーを作成、初期設定で作成したユーザーを削除、ローカルユーザーにMicrosoftアカウントを関連付け、の手順で対処しました。
デスクトップ周りの設定¶
起動時にストア画面(スタート画面)ではなくデスクトップを表示する¶
東芝製[起動画面選択ユーティリティ]を実行し、パソコンを起動したときに表示する画面を[デスクトップ]にします。
文字のズーム率を調整する¶
このマシンは、ディスプレイが13.3インチで解像度が2560x1440となっています。そのため、テキストを拡大表示する設定となっています。
東芝製[画面設定ユーティリティ]を実行し、左側ペインで[デスクトップテキストサイズ]を選択、右側ペインで適宜選択します。
ハードウェア関連¶
SDカード¶
本体内蔵のSDD容量不足を補うため、SDカードのメモリを追加しています。
東芝 microSDXC 64GB Class10 UHS-I¶
使用していると、書き込みが遅いです(SDカード全般?)。とりあえずベンチマーク実施。
手持ちのmicroSDカード Kingston 32GB Class10 UHS-Iのベンチマークを実施。
TOSHIBAのSDカードのランダム書き込み速度が遅いです。
SanDisk Extreme Pro 128GB SDSQXXG-128G-GN6MA¶
マウス¶
Logicool M337(Bluetoothマウス)¶
初回接続は、マウス裏側のBluetoothアイコンの丸ボタンを押し、PCの設定「Bluetoothとその他のデバイス」で[Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する]で[Bluetooth]を選択、しばらくすると[マウス]と表示されればそれをクリックするとペアリング完了。
Nintendo ポケモンキーボード(Bluetooth)¶
初回接続は、キーボードの[Fn]キーを押しながら電源をON、PCの設定は上述マウスの手順を実施し、[キーボード]と表示されればそれをクリック、ペアリング時にコードが表示されるのでキーボードでそのコードをタイプして[Enter]キーを押せばペアリング完了。
アプリケーションのインストール¶
不要なプレインストールソフトウェアの削除¶
WinZip¶
有償版へ切り替えろと出てくるので削除、別途7zipをインストールすることとする
追加インストールソフトウェア¶
7zip 9.20¶
公式でもいいのですが、来栖さん作成日本語化パッケージをインストールします。
http://crus.mydns.jp/7zip_jp/
NTEmacs 24.4 64bit版¶
https://github.com/chuntaro/NTEmacs64 よりemacs-24.4-IME-patched-generic-cpu.zip
を入手します。C:\tools\emacs-24.4
にインストールします。
環境変数HOMEを@C:\Users\<ユーザー名>\Documentsに設定します。
emacs初期設定ファイルを%HOME%\.emacs.d\init.elとして作成します。
;; 文字コードの設定 (set-language-environment "Japanese") ;; フォント設定 ; 英数字はConsolasを使う (set-face-attribute 'default nil :family "Consolas" :height 104) ; 日本語はメイリオを使う (set-fontset-font nil 'japanese-jisx0208 (font-spec :family "Meiryo")) ; フォントの大きさを実行時に変更(C-x C-0などで)したときに日本語フォントも追従させる (add-to-list 'face-font-rescale-alist '("Meiryo" . 1.10)) ;; テーマの設定 (load-theme 'misterioso t) ;; 起動時設定 (setq inhibit-startup-screen t) ; スタートアップ画面を出さない (setq initial-scratch-message "") ; scratch初期メッセージ非表示 (tool-bar-mode -1) ; ツールバー非表示 (set-scroll-bar-mode nil) ; スクロールバー非表示 ;; マウスで選択するとコピーする (Emacs 24ではデフォルトnil) (setq mouse-drag-copy-region t) ;; バックアップファイル保存先を一元化 (setq make-backup-files t) (setq backup-directory-alist `(("." . "~/.emacs.d/backups"))) ;; emacsclient用のサーバー (require 'server) (unless (server-running-p) (server-force-delete) (server-start)) ;; 初期カレントディレクトリをHOMEに (cd "~")
Emacsでは、仮名漢字変換にSKKを使っているので、
http://openlab.ring.gr.jp/skk/ddskk-ja.html
よりddskk-15.2.tar.gzと、SKK-JISYO.L.gzを入手します。一時作業領域にddskkを展開しその中のdicディレクトリにSKK-JISYO.Lを配置、makeit.batを編集して実行します。
set PREFIX=C:\tools\emacs-24.4 set EMACS=%PREFIX%\bin\emacs.exe set LISPDIR=%PREFIX%\share\emacs\site-lisp set VERSION_SPECIFIC_LISPDIR=%PREFIX%\share\emacs\24.4\site-lisp set DEFAULT_MAKE_ARG=elc
C:\tmp\ddskk-15.2> makeit : C:\tmp\ddskk-15.2> makeit what-where : C:\tmp\ddskk-15.2> makeit install :
C:\Users\<ユーザー名>\Documents\.emacs.d\init.el
に初期設定を記述します。
C:\tools\emacs-24.4\bin\emacsclientw.exe -a C:\tools\emacs-24.4\bin\runemacs.exe
のショートカットを、%APPDATA%\Microsoft\Windows\SendTo
およびデスクトップへemacsの名前で配置します。
操作¶
クイックアクセスメニュー(スタートメニュー的)の表示¶
[Win]+[x]キー、またはデスクトップ画面左下Windowsアイコンを右クリックでポップアップします。
チャームバーの表示¶
マウスカーソルを画面右下端に移動し続いて上に移動すると、画面右側にチャームバーが表示されます。
トラブルシュート¶
ローカルネットワーク上のNASへのアクセスが異様に遅い¶
Windows 10へのアップデート後半年ほどして、ローカルネットワーク上のNASにあるファイルを読み込むのが異様に遅く、また、フォルダを移動するのにも時間がかかる現象が目立ってきました。
Crystal Disk Markでネットワークドライブの性能を測定したところ、シーケンシャル読み込みで1MB/sを下回る惨状でした。
ドライバーを更新してみたところ、Ver.18.32.0.5 になり、体感的にはやや改善、Crystal Disk Markでも5MB/sに改善しました。でもまだ遅いです。
無線LAN側で、ビーコン間隔を100msから250msに延ばし、WMMを有効にしたところ、8MB/sに改善(他の項目も倍程度)しました。
それでも遅いですが・・・
外付けディスプレイ(4:3)への出力が縦に圧縮されてしまう¶
micro HDMI端子から、micro HDMI-VGA変換アダプタを経由して外付けのディスプレイ(1600×1200、EIZO S2000)に出力した際、画面の上下左右の表示が欠落し、また、縦横比が縦に長い状態となってしまいました。
解決方法1 オートスケーリングを有効にする¶
- [コントロールパネル] > [小さいアイコン](または[大きいアイコン]) > [インテルHDグラフィックス]を選択し、「インテルHDグラフィックス・コントロールパネル」画面を開きます。
→ コントロールパネルのカテゴリからはアクセス方法が分かりませんでした - [ディスプレイ]を選択、左メニューの[一般設定]を選択
- ディスプレイの選択欄で外付けディスプレイ(今回は[デジタルテレビS2000])を選択
- 解像度欄で表示したい解像度を選択
- スケーリング欄で、[ディスプレイ・スケーリングを保持する]を選択
→ デフォルトでは[縦横比を保持する]が選択されていた - [適用]を実行
Windows 10 の Update をしたら Bluetooth が見えなくなった¶
Windows 10 の 2004 Update(2020年5月リリース)を実施したところ、Bluetoothが見なくなりました。デバイスマネージャー上でBluetoothがリストから消え(非表示のデバイスを表示でも消えていた)、Windows のトラブルシュートをしたところ Bluetooth デバイスがないとのことでした。
解決¶
BluetoothはWiFiと同じハードウェア部品で提供されている(インテル AC 7260)ので、ネットワークデバイスを一度削除してから再度起動して新しいドライバーをインストールしてみたところ有効になりました。
ただ、ドライバーのインストールが途中で進まなくなったので電源ボタン長押しでシャットダウンしてから再起動し、ドライバーをインストールしました。
経緯は、管理チケットの方に記載