Python 集合（set）¶

• 目次
• Python 集合（set）
  • set概要
    • setの作り方
      • listから生成
    • setの基本機能
      • 要素数
    • set同士の演算
      • 一致
      • 共通する要素を抽出（AND）
      • 共通しない要素を抽出（XOR）
      • 着目するsetから比較するsetにない要素を抽出（差分）
      • 和集合（OR）

set概要¶

オブジェクトを複数格納する器で、同じオブジェクトが複数存在するときは重複を排除して1つだけ格納します。順序は失われます。
集合演算が用意されているので、複数のsetの間で演算が可能です。

setの作り方¶

alfa_set = { 'a', 'b', 'c' }

listから生成¶

alfa_list = [ 'a', 'b', 'c' ]
alfa_set = set(alfa_list)

setの基本機能¶

要素数¶

len(alfa_set)

set同士の演算¶

一致¶

要素が全て一致すればTrue, さもなければFalseとなります。

>>> alfa_set == charlie_set
False

共通する要素を抽出（AND）¶

>>> alfa_set & charlie_set
{'c'}

共通しない要素を抽出（XOR）¶

>>> alfa_set ^ charlie_set
{'d', 'a', 'b', 'e'}

着目するsetから比較するsetにない要素を抽出（差分）¶

alfa_setから、charlie_setに含まれる要素を除いたものを抽出します。

>>> alfa_set - charlie_set
{'a', 'b'}

charlie_setから、alfa_setに含まれる要素を除いたものを抽出します。

>>> charlie_set - alfa_set
{'e', 'd'}

和集合（OR）¶

2つのsetの要素を全て持つsetを生成します（重複要素は排除）。

>>> alfa_set | charlie_set
{'c', 'e', 'd', 'a', 'b'}