RubyMine¶
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はじめに¶
RubyMineは、JetBrains社製のRuby言語用統合開発環境(IDE:Integration Development Environment)です。Windows、Linux、およびMac OS上で動作します。
https://www.jetbrains.com/ruby/
有償のソフトウェアで、年または月単位のサブスクリプションライセンス形態での提供で、法人向けと個人向けで価格が異なっています。1年以上のサブスクリプションには、サブスクリプション期間が過ぎて更新をしなかった場合、最後のライセンスの購入時点で使用しているバージョンを恒久的に使用できる権利があります。
また、30日間の評価版ライセンスが無償で用意されています。
その他、用途に応じて割引・無償となるケースがあります(アカデミー割引、など)。
入手¶
インストーラーはWebからのダウンロードとなっており、インストール後にライセンスの購入を行い、アクティベーションを行います。
ライセンスは、直接JetBrains社サイトから行うほか、日本の代理店 (複数あり) から購入します。
ダウンロード¶
JetBrains社のWebサイトから、OS毎に用意されるインストーラーをダウンロードします。
https://www.jetbrains.com/ruby/download/
ライセンスの購入¶
JetBrains製品の日本国内総代理店は次です。円建てで購入でき、企業の調達手順に合わせて見積書の発行や注文書による購入ができます。ドル建てでJetBrains社からライセンス購入をするよりも若干安いようです。
以下の会社はかつて代理店をしていましたが今は代理店業を終了しています。
- エクセルソフト株式会社
注)個人向けのライセンス販売はしていない模様 - 株式会社WillBrains
割引等¶
株式会社サムライズムの 紹介プログラム制度 では、購入者の紹介コードが含まれるリンク先から購入すると割引価格で購入可能です(RubyMineの場合は個人向けライセンスで300円引き)。また、紹介者も更新費用が割引になります。
↓ このリンクから購入すると割引価格となります(自分のアフィリエイトで恐縮です)。
https://secure.samuraism.com/referral/6537C0119101DCA3FC7D2C3F0FCA5CBD
購入¶
個人向けライセンスの購入(2018年8月)¶
国際フレンドシップ・デーのパーソナルライセンス50% OFFセールでライセンス購入をしました(個人、1年間)。
先の紹介プログラム割引を含めて4212円でした。
個人向けライセンスの更新(2019年8月)¶
継続2年目のライセンスは8000円/年(税抜き価格)ですが、紹介者ディスカウントが3件あり450円割引となりました(1件150円割引)。
インストール¶
ダウンロードしたRubyMineのインストーラーを実行します。
ライセンスの適用(アクティベーション)¶
アクティベーションには幾つか方法がありますが、インターネット接続環境で使用している場合は、推奨はJetBrainsアカウントを作成し、そのアカウント情報でアクティベーションする方法です。
JetBrainsアカウントを作成します。メールアドレスがライセンス購入時と同じであればライセンスと紐づきます。
Redmineを実行¶
RedmineをRubyMine上で実行するまでの流れ¶
- [File]メニュー > [Open]で、Redmineのディレクトリを選択して開く
- [File]メニュー > [Settings]で、「設定」画面を開き、左側ペインで[Languages & Frameworks] > [Ruby SDK and Gems] を選択、右側ペインの上部にある[+]をクリックし、rubyコマンド(インタープリター)のパスを指定します。環境変数PATH上にあればそれへのパスが候補に出ます。
- 選択したrubyコマンドのラジオボタンを押してから、[Ok]を押します。
T.B.D.
トラブルシュート¶
セットアップ¶
git.exeがない¶
環境変数PATHで指定するディレクトリにgit.exeがないと、gitリポジトリのあるディレクトリを開くとgit.exeが見つからないとのエラーダイアログが表示されます。
SourceTreeなどのgit.exeを含むツールを使っている場合、git.exeのパスを指定します。
[File]メニュー > [Settings] で、Settings画面を開き、左側ペインで [Version Control] > [Git] を選択、右側ペインで[Path to Git executable]にパスを指定します。AtlassianのSourceTreeをインストールしている場合は、次がそのパスになります。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Atlassian\SourceTree\git_local\bin\git.exe
WSL上のrubyを指定¶
- 「Settings」画面で左側ペインで[Languages & Frameworks] > [Ruby SDK and Gems]を選択、右側ペインで[+]を押して「Configure Remote Ruby Interpreter」画面を開き、[WSL]を選択します。
- Linux Distribution欄でドロップダウンリストから使用するLinuxディストリビューションを選択します。
ここで、複数のWSLディストリビューションを入れているにも関わらず、ドロップダウンリストに1つしか表示されないことがあります。
No Ruby interpreter configured for the project¶
Rubyインタープリターを設定しようと、SettingsでRuby SDK and Gemsを設定したときにこのエラーが発生しました。