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Visual Studio 2013

リリース

アップデートのリリース

これまでのVisual Studioは、サービスパック(SP)の呼称で機能の更新・バグ修正を提供していましたが、Visual Studio 2013ではアップデートの呼称を用いています。

仕様

C++

C++11対応

Visual Studio 2013のC++は、C++11のうち次の項目に対応できていません。

  • 右辺値参照 Ver. 3.0(Ver. 2.1に対応)
  • SFINAE式
  • 属性
  • constexpr
  • アライメント(部分対応)
  • コンストラクター継承
  • char16_t/char32_t
  • Unicode文字列リテラル
  • リテラルのユニバーサル文字名
  • ユーザー定義リテラル
  • 既定化および削除指定関数(条件付対応)
  • 拡張sizeof
  • インライン名前空間
  • 無制限の共用体
  • noexcept
  • 繰り返しシーケンスポイント
  • メモリモデル
  • データ依存関係の順序付け:関数の注釈
  • quick_exit
  • 通知ハンドラー内のアトミック
  • スレッドローカルストレージ(部分対応)
  • 静的マジック

インストール

Visual Studio 2013 Update 5 Community版のインストール

Windows 7 64bit環境に、Visual Studio 2013 Update 5 Community版をインストールします。

必要なインストーラは2つです。

Visual Studio Community を開き、ページ下部の[Visual Studio Communityダウンロード]をクリックします。
ページ左下のメニューから[Visual Studio 2013]をクリックします。

Visual Studio Community 2013 with Update 5の形式を選択欄で[ISO]を選択してから[ダウンロード]をクリックします。(オフラインインストールをする場合)

  • vs2013.5_ce_enu.iso

同ページにあるVisual Studio 2013 Language Packのリンクが正しくない(Visual Studio 2015 RC版の言語パックをリンクしている)ので、次のURLからダウンロードします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=40783

  • vs_langpack.exe

ISOファイルをマウントし(Virtual Clone Drive等で仮想マウントもしくはDVDメディアに書き込んで)、vs_community.exeを実行します。
デフォルトのインストール先はC:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0です。
インストールコンポーネントは、次から選択可能です。

  • Blend for Visual Studio
  • Microsoft Foundation Classes for C++
  • Microsoft SQL Server Data Tools
  • Microsoft Web Developer Tools
  • Silverlight Development Kit

今回は、Blend、MFC、SQL Serverを選択し、Web DeveloperとSilverlightは除外してみました。

Setup Complete後、[LAUNCH]をクリックせず[X]で閉じます。
次に、Windows Updateを実行し、更新プログラムの確認を実施します。Visual Studio関係のアップデートを適用後、vs_langpack.exeを実行します。

langpack_error-1.png

が途中でましたが、最後には正常終了しました。

オフラインインストールについて

Visual Studio のインストールでは、Visual Studio や同時にインストールされる関連コンポーネントのデジタル署名に使用されている証明書の有効性を、インターネット上の認証局を介して確認しています。(中略)一部のコンポーネントのインストールに失敗し、オフライン状態での対処方法が存在しないことが確認されています。
このため、製品をインストール後、オフライン環境でご利用いただく場合でも、製品のインストール時には、常に最新の情報を使用して検証を行えるよう、インターネットに接続して最新の Windows Update を適用した状態でインストールを行ってください。インストール完了後に、オフライン状態に戻してご利用ください。

出典: http://blogs.msdn.com/b/jpvsblog/archive/2014/04/30/lt-install-gt-visual-studio-2013.aspx

ヘルプのオフライン参照

Visual Stuido 2013のヘルプはインターネットを前提にしています。オフラインで参照できるコンテンツは提供・公開されていません。

オフラインで何とか見る方法を見出し公開している記事がありました。
日立ソリューション MVP'sコラム「オフラインでもいいですか?(Visual Studio 2013のヘルプをオフラインで使う)」

設定

編集

Emacsキーバインド

https://github.com/owainlewis/emacs-visual-studio-2013
より、Visual Studio 2013用のEmacs拡張機能emacs.vsixをダウンロードします。これをCドライブの任意のフォルダに配置し、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、実行します。

C:\> start emacs.vsix

VSIXインストーラーダイアログが表示されます。[インストール]をクリックします。

ただし、これだけではキーボードマップスキームの一覧にemacsは表示されないので、次のブログにある手順を実施します。
http://d.hatena.ne.jp/toburau/20141117

emacs.vsix(ZIPアーカイブ)の中からEmacs.vskファイルを取り出し、C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\Commons7\IDE\にコピーします。

[ツール]メニュー > [オプション] > [環境] > [キーボード] で、次の追加キーボードマップスキームを適用のドロップダウンリストから[Emacs]を選択します。

フォント

デフォルトでは「MS ゴシック」という汚いフォント(埋め込みビットマップフォントが表示)となっているので、

[ツール]メニュー > [オプション] > [環境] > [フォントおよび色]で、設定の表示欄を[環境フォント]とし、フォントを自動から使用したいフォントに変更します。

行番号の表示

デフォルトでは行番号が表示されていないので、

[ツール]メニュー > [オプション] > [テキスト エディター] > [すべての言語] で、行番号にチェックを付けます。


8年以上前に更新