機能 #106
未完了Javaライブラリ(log4j)をWindowsインストーラー(MSI)化する
50%
説明
Javaのライブラリとしてlog4j 2.xを題材にWindowsインストーラー(MSI)を作成する。
完了条件:
log4j 2.xをWindowsインストーラー(MSI)でインストールできるようにする。インストールしたライブラリは、Java開発環境(NetBeans IDE)から利用し、かつ、アプリケーション実行時に利用できること。
その手順を明文化する。
使用するツール:
- WiX toolset 3.10
高橋 徹 さんが約5年前に更新
- 説明 を更新 (差分)
- ステータス を 新規 から 進行中 に変更
- 進捗率 を 0 から 50 に変更
使用するツールの選択
オープンソース(無償)で手軽に(Visual Studio等の大物ソフトを入れることなく)MSI形式のインストーラーを作成するとしたら、WiX toolsetが候補となる。
WiX toolsetは現在バージョン3.11.2が最新だが、バージョン3.11はインストール時に.NET Framework 3.5を必須とし、なければエラーでインストールができない。
Windows 10に.NET Framework 3.5を入れるのはそれなりに鬼門なので、今回はWiX 3.10をインストールし使用する。
開発環境(NetBeans IDE)からの利用
開発時には、ライブラリのクラスファイル群(通常はJARファイルで提供される)と、Javadocドキュメント(ライブラリのAPI利用方法を参照)、そしてソースコードが参照できるようにしたい。
NetBeansから利用する場合は、もっとも簡単な(インストールファイルが少なくて済む)方法は、mavenリポジトリからバイナリのJAR、JavadocのJAR、ソースファイルのJARの3種類のJARファイルを入手しインストールするものである。
log4j 2 の入手
現在の最新版は2.13.1である。以下がダウンロードサイトだが、mavenリポジトリからダウンロードしたい。
https://logging.apache.org/log4j/2.x/download.html
mavenリポジトリ org.apache.logging.log4j
必要なライブラリ(JAR)
最低限必要なのは次の2つ。
- log4j-api
- log4j-core
Async Loggerを使いたい場合は、以下が必要。
- LMAX Disruptor
mavenリポジトリ上のdisruptor
ライセンスはAPL2