プロジェクト

全般

プロフィール

Jiraを知る

高橋 徹 さんが4ヶ月前に追加

Redmineに馴染んだユーザーが、Jiraを使うことになった際に、Jiraを使えるようになるまでの経緯をメモします。


返答 (3)

Jira Softwareの機能の上っ面を把握する - 高橋 徹 さんが4ヶ月前に追加

Jira Softwareは、チケット管理機能を核とする課題管理ツール・バグ追跡ツール(BTS: Bug Tracking System)です。
Wiki機能、文書機能は別製品(Confluence)が提供している。

  • プロジェクト単位にチケットを管理する点はRedmineと同じ。
  • チケットに種類ががあり、種類ごとにワークフローが定義される点もRedmineと同じ。
  • チケットの階層化(親子チケット)は可能だが、3段階で、適用可能なチケット種類に制約がある。(カスタマイズ可否?)
    • 上段は「エピック」
    • 中段は「タスク」「バグ」「ストーリー」のいずれか
    • 下段は「サブタスク」
  • チケットの表示は、一覧(リスト)の他に、カンバン、タイムライン、
  • フィルター機能
  • ダッシュボード(個人)
    • 自分が担当している課題、アクティビティストリーム
  • メール通知
  • チケット管理詳細
    • 優先度(規定は、Highest/High/Medium/Low/Lowest)
    • 解決状況(Redmineにはない情報)(完了/不実行/重複/再現不可)
  • バージョン機能、プロジェクトにマイルストーンを定義し、目標期限をチケットに設定できる
  • コンポーネント機能、プロジェクトにコンポーネントとしてサブプロジェクト、サブチーム(例、開発チーム、テストチーム)を定義できる。コンポーネントリードとなる担当者を設定可能。
  • プロジェクトの種類(企業管理対象プロジェクト、チーム管理対象プロジェクト)
    • 企業管理対象プロジェクトは、いろいろな設定がスキーム単位で共有できる(ワークフロー、通知、権限)。設定はJira管理者権限必要。
    • チーム管理対象プロジェクトは、プロジェクト固有に設定ができるが他のプロジェクトと設定を共有することができない。設定はプロジェクト管理者で可能
  • プロジェクト作成時に、プロジェクトテンプレートを選択する。
    • バグ追跡、カンバン、スクラム、プロジェクト管理、タスクの追跡、他多数のテンプレートが用意
  • 課題
    • 課題の種類
      • エピック、ストーリー、タスク、サブタスク、課題、バグ、・・・
    • 課題のIDは、<プロジェクト識別子-連番>となる(例:AABBC-13)
    • コメントにはメンション指定可能
    • 添付ファイル可能
    • 課題間の関連付け(Blocks/Clones/Duplicate/Relates)
    • 投票機能あり
    • ウォッチ機能あり

独自の課題種類を作るまでの長い道 - 高橋 徹 さんが3ヶ月前に追加

まず、独自の課題種類を作成するか、既存の課題種類に手を入れるかの選択があります。
独自の課題種類を作成するのは作業・管理が増えるので、それを上回るメリットがある時に実施します。

  • 独自のワークフローを作りたい
  • フィールドが大きく異なる
  • 複数プロジェクトにまたがって利用したい
  • 継続的に手を入れていきたい(独自の課題種類なので他のプロジェクト・課題には変更の影響なし)

手順

  1. [⚙️(設定)] > [課題] で、課題に関する設定画面を開く
  2. 課題タイプ を新規に作成
    左メニュー[課題タイプ] を選択、右上 [課題タイプを追加] で 新たな課題を定義(名前、説明、階層を指定)
    アバターを変更する時は、課題タイプの一覧から、対象課題の右端[・・・] > [編集] から
    課題名の翻訳を設定する時は、課題タイプの一覧から、対象課題の右端[・・・] > [翻訳] から
  3. 課題タイプスキーム を新規に作成
    左メニュー[課題タイプスキーム]を選択、右上 [課題タイプスキームを追加] で 新たな課題タイプスキームを定義(名前、説明、2.で作成した課題種類を指定)
  4. 画面 を新規に作成
    左メニュー[画面]を選択、右上[画面を追加]で、新たな画面を定義(チケット新規作成時の画面とチケット表示・編集時の画面を2つ定義すると良いかも)
    (カスタムフィールドを使用したいときは、次の手順でカスタムフィールドを作成し、画面に追加)
  5. カスタムフィールド を新規に作成
    左メニュー[カスタムフィールド]を選択、右上[カスタムフィールドを作成]で、フィールドタイプを選択、名前、説明、選択肢などの場合は列挙文字列を設定
  6. 4.で作成した画面に5.で作成したカスタムフィールドを配置
  7. 画面スキーム を新規に作成
    左メニュー[画面スキーム]を選択、右上[画面スキームを追加]で、新たな画面スキームを定義(名前、説明、規定の画面は Default Screen を選択しておく)
    画面スキーム一覧から、対象画面スキームの右端[・・・] > [設定] で 課題への操作と画面とを紐付け
  8. 課題タイプ画面スキーム を新規に作成
    左メニュー[課題タイプ画面スキーム]を選択、右上[課題タイプ画面スキームを追加]で 新たな課題タイプ画面スキームを定義
  9. ワークフロー を新規に作成
    左メニュー[ワークフロー]を選択、右上[ワークフローを追加]で、新たなワークフローを定義
    ステータスの定義の他に、トランジションの名称も設定しなくてはならない模様
  10. ワークフロースキーム を新規に作成
    左メニュー[ワークフロースキーム]を選択、右上[ワークフロースキームを追加]で、新たなワークフロースキームを定義

課題の表示形式 - 高橋 徹 さんが3ヶ月前に追加

プロジェクトに作成した課題の一覧を表示する形式として

  • リスト
  • ボード
  • カレンダー
  • タイムライン

ボードは、いわゆる「カンバン」で、デフォルトでは、横軸がステータス毎で縦に課題が並ぶ形式。
→ ボードの[グループ分け]がデフォルトでステータスのため。グループ分けには、他に優先度、担当者、カテゴリ が選択できる(表示する際に切り替え)

カテゴリの定義方法が分からないので調べてみた

  • プロジェクトの設定に、カテゴリの定義メニューが見当たらず
  • チーム管理プロジェクトの場合、課題(タスク)のリスト表示をしてから、Category欄(デフォルトは空欄)をクリック、そこに名前を入力すると新規のカテゴリが追加される
    (1-3/3)