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CentOS 6でgitのバージョンを上げる

CentOS 6.4の標準搭載gitはバージョンが1.7.1ですが、問題をはらんでいます。

CentOS 6のgitバージョンを1.7.1から新しくする

RPMforgeのgitをインストール

wandiscoのgitをインストール

Subversion、Git、Hadoopの商用サポートを提供しているWandiscoがCentOS 6向けRPMリポジトリを公開しています。

  • /etc/yum.repos.d/wandisco.repoに追記(ファイルがなければ新規作成)
    [wandisco-git]
    name=WANdisco Distribution of git
    baseurl=http://opensource.wandisco.com/centos/6/git/$basearch
    enabled=0
    gpgcheck=1
    gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-WANdisco
    
  • (まだ取り込んでなければ)GPGキーを取り込み
    # rpm --import http://opensource.wandisco.com/RPM-GPG-KEY-WANdisco
# yum update git --enablerepo=wandisco-git

依存関係解決のための暫定処置

2015-07-04現在、WANDiscoのgit-2.4.1ではCentOS 6の標準gitをエラーなく更新できました。

wandiscoのリポジトリからgitをインストールしようとすると、多数の依存関係のエラーが発生します。

表示

そこで、いったんCentOS 6標準gitをインストールしておいて、それからWANdiscoのgitにアップデートする手順を取ります。

# yum install git

このあと再びWANdiscoのgitをインストールしてみましたが、エラーは解消されません。subversion関係でのエラーが発生します。
ここで、WANdiscoのgitの前にWANdiscoのsubversionをインストールしていたのが原因のようです。

そこで、WANdiscoのsubversion関係パッケージを幾つか追加インストールしました(Perl関係が怪しいので)。
(/var/log/yum.logから抜粋)

Mar 25 21:37:18 Installed: subversion-devel-1.8.8-1.x86_64
Mar 25 21:37:30 Installed: subversion-perl-1.8.8-1.x86_64
Mar 25 21:37:45 Installed: subversion-javahl-1.8.8-1.x86_64

そして、再々度、WANdiscoのgitをインストールしたらOKとなりました。


約9年前に更新