CentOS 6でカーネルブートオプションの指定¶
シリアルコンソール接続の指定¶
カーネルのブートオプションでシリアルコンソール接続を受け入れる設定をします。
- /etc/grub.confにカーネルオプションを追記します。
title CentOS (2.6.32-431.5.1.el6.x86_64) root (hd0,0) kernel /vmlinuz-2.6.32-431.5.1.el6.x86_64 ro root=/dev/mapper/vg_cisterna-lv_root rd_NO_LUKS rhgb rd_NO_MD quiet rd_LVM_LV=vg_cisterna/lv_swap crashkernel=auto KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 rd_LVM_LV=vg_cisterna/lv_root LANG=ja_JP.UTF-8 rd_NO_DM console=tty0 console=ttyS0,115200n8
上記の最後の部分の次の記述が追加事項です。
console=tty0 console=ttyS0,115200n8
- 115200 はボーレートです。実機に合わせて設定します(BIOS設定と整合させる)。
- n はパリティビットなしを示します。実機に合わせて設定します。
- n: なし、o: 偶数、e: 奇数
- 8 はビット数を示します。実機に合わせて設定します。
- 8の次にアルファベット'r'がないとフロー制御なしを示します。実機に合わせて設定します。
- なし: フロー制御なし、r: RTS制御(ハードウェアフロー制御)