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CentOS 7でrubyのRPMパッケージを作る

2019年現在、RedHat Software Collections(SCL)に収容されているRubyをインストールするのが推奨です。

CentOS 7標準搭載rubyは2.0.0です。当面は2.0で困ることはないですが、Redmineなどを動かす際に性能面で新しいバージョンを使いたいこともあります。

最新版

作成したRPMパッケージは、本プロジェクトの[ファイル]に添付しています。
http://www.torutk.com/projects/swe/files

最新のRPMパッケージ

初回作成

CentOS 6でrubyのRPMパッケージを作るで使用したCentOS 6向けのSPECファイルを元に修正をしていきます。

SPECファイルの作成

まず、rubyのスペックファイルをそのまま使ってビルドします。CentOS 7では、%filesセクションが原因でインストール時にエラーとなるので、修正しました。

 %files
 %defattr(-, root, root)
-%{_bindir}
-%{_includedir}
-%{_datadir}
-%{_libdir}
+%{_bindir}/*
+%{_includedir}/*
+%{_datadir}/*
+%{_libdir}/*

その他微修正をしました。

  • attachment:ruby222.spec

更新作業

SPECファイルの更新

ruby 2.3.3-1

Rubyの安定版 2.3 系列のTEENYリリース、2.3.2のバグ修正版です。

ruby 2.3.1-1

Rubyの安定版 2.3 系列の最初の TEENY リリースです。

  • attachment:ruby231.spec

ruby 2.2.3-2

CentOS 6で存在したdb4パッケージがCentOS 7ではなくなっており(compat-db4として互換性のためのパッケージとなっている)、また、rubyをソースからビルドする際にcompat-db4が必要という情報も見かけていないので、Requireからdb4を削除しました。

ruby 2.2.3

CVE-2015-3900の脆弱性修正ほか

  • attachment:ruby223.spec


4年以上前に更新