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JavaFXとツリー表示(TreeView)

TreeViewは、Windowsのファイルエクスプローラーの左側ペイン(ディレクトリ・ツリー表示)のような表示を実現するコントロール部品です。

使い方

概要

TreeView に、表示したい階層構造のデータをTreeItemで構築して設定します。

@FXML TreeView myTreeView;
  :
TreeItem<String> rootItem = new TreeItem<>("Color");
rootItem.getChildren().addAll(
        new TreeItem<>("Red"), new TreeItem<>("Green"), new TreeItem<>("Yellow")
);

myTreeView.setRoot(rootItem);

実行すると次のような画面が表示されます。

  • ルートアイテムの左端に、三角印がある。これをクリックすると子要素のアイテムが展開表示される

TreeItemの階層

  • TreeItem<T> の階層に追加できる子要素は、TreeItem<T>でなければならず、Tが異なるものは追加できません。
var rootItem = new TreeItem<>("Color");
rootItem.getChildren().add(new TreeItem<Color>(Color.RED));

TreeItem<String>の子階層にTreeItem<Color>をaddすると、コンパイルエラーとなります。

エラー: 不適合な型: TreeItem<Color>をTreeItem<String>に変換できません:
    rootItem.getChildren().add(new TreeItem<Color>(Color.RED));


5年以上前に更新