NetBeans を実行するJDKの指定¶
NetBeans IDEを実行するには、Java SEの実行環境が必要です。
NetBeansを動かすJDKの設定¶
複数バージョンのJDKがインストールされている場合、意図したJDK上でNetBeans IDEが動くとは限りません。
例えば、JDK 8(JRE 8)とJDK 10、JDK 11がインストールされたWindows OS上でNetBeans IDEの実行ファイルを実行すると、設定によっては最新のJDK 11ではなく、JDK 8上でNetBeansが実行されます。
そこで、意図したJDKバージョンでNetBeans IDEを実行するには、次のいずれかの方法でNetBeansを実行するJDKのパスを設定します。
- NetBeansの環境設定ファイルにJDKのパスを記述
- NetBeansの実行コマンドのコマンドラインオプションにJDKのパスを記述
NetBeansの環境設定ファイルにJDKのパスを記述¶
NetBeansの環境設定ファイルは次にあります。
NetBeans IDEインストールディレクトリ +-- etc +-- netbeans.conf
NetBeansを動かすJDKに、JDK 11を使用する場合の記述例を次似示します。
netbeans_jdkhome="C:\Program Files\Java\jdk-11"
NetBeansのコマンドラインオプションにJDKのパスを記述¶
NetBeans実行ファイルのコマンドラインオプションにJDKのパスを指定します。
D:\work> D:\tools\netbeans\bin\netbeans64.exe --jdkhome "C:\Program Files\Java\jdk-11"
コマンドラインから実行するのが手間ならば、ショートカットを作ってコマンドラインオプションを指定します。NetBeans実行ファイルのショートカットを作成し、リンク先に次のように記述します。