アプリケーション仮想化¶
実装製品¶
Microsoft App-V(Application Virtualization)¶
仮想化したいアプリケーションを、シーケンサーツールを使って独自パッケージングし、配布サーバ(App-V Server)に登録します。
仮想化したアプリケーションを実行するマシンに、仮想ランタイム(App-V Client)を組込むことで、仮想化したアプリケーションに対して仮想のレジストリおよびファイルシステム等を提供します。
実行するマシンから要求し仮想アプリケーションがストリーミング配信され、実行します。
パッケージングの制約¶
Windows OS標準コンポーネント(例:Internet Explorer)、デバイスドライバ、サービス化アプリケーションなどはシーケンスできません。
Java VM(Virtual Machine)¶
Java言語で記述されたアプリケーションを、OSから切り離されたJava仮想マシン上で実行します。Java仮想マシンは、Windows、UNIX/Linux、MacOSに展開できるのでアプリケーションは配布イメージのまま対応するOSで実行可能です。Java仮想マシン上にはGUIを含むリッチなAPIが揃っています。
ただし、アプリケーションから使用する計算機リソース(レジストリ、ファイル等)は仮想化されていません。
.NET Framework¶
.NET Frameworkは共通の実行環境(CLR: Common Language Runtime)上にアプリケーションとライブラリを配置し、OSからある程度の分離を図っていますが、実態はWindows OS専用で、また.NET FrameworkバージョンがOSのバージョンと強く紐づいています。
アプリケーションから使用する計算機リソース(レジストリ、ファイル等)は仮想化されていません。
ThinApp¶
T.B.D.