jSerialComm¶
環境構築¶
ライブラリの入手¶
jSerialComm は、プラットフォーム固有のネイティブライブラリを使用しますが、リリースされるJARファイルの中にそれぞれのネイティブライブラリも含まれています。よって、配布サイトから最新の(必要とするバージョンの)ライブラリJARファイルを入手します。
JARファイルの入手、mavenリポジトリを参照する設定情報の入手のいずれも以下配布サイトから行います。
http://fazecast.github.io/jSerialComm/
あるいは、mavenリポジトリを利用します。
http://central.maven.org/maven2/com/fazecast/jSerialComm/
Windows OS上での構築¶
設定(モジュールパス)¶
jSerialCommのv2.4.0は、Java SE 9で導入されたモジュールシステム対応となっているので、モジュールパスにJARファイルを指定し、アプリケーションのモジュール定義ファイルに次を記述します。
requires com.fazecast.jSerialComm;
プログラミング¶
初期化¶
portの指定¶
- ポート一覧を取得し、その中から選択する
- 識別子を与えてポートを取得する
SerialPort[] commPorts = SerialPort.getCommPorts();
// 複数取得したポートから1つを選択
SerialPort commPort = commPorts[x];
SerialPort commPort = SerialPort.getCommPort("COM1");
portのオープンとモード指定¶
commPort.openPort();
commPort.setComPortTimeouts(SerialPort.TIMEOUT_READ_SEMI_BLOCKING, 100, 0);