JavaFXとタッチパネル¶
JavaFXは、入力デバイスとしてキーボード、マウスのほかにタッチパネルに対応しています。
入力デバイスとイベント¶
Windows OSにおける入力デバイスとイベント¶
Windows 7以降、「Windowsタッチ」と呼ばれるタッチパネル、スタイラスペンの入力に対応する機能が搭載されています。
タッチパネル、スタイラスペンの入力デバイスを搭載したPCにおいて、入力デバイスが操作されるとデバイスドライバーからOSに操作イベントが通知されます。OSは、操作の対象となるウィンドウを特定し、そのウィンドウを表示するプロセスにウィンドウメッセージ(WM_TOUCHまたはWM_GESTURE)を送ります。プロセスがRegisterTouchWindow APIを呼んでいるとWM_TOUCHが、呼んでいないとWM_GESTUREを受け取るようです。
ちなみに、JDK 8u60のWindows版では、JavaFXの中でRegisterTouchWindowを呼んでいます。
- modules/graphics/src/main/native-glass/win/ViewContainer.cpp
ですから、Windows OSから見ると、JavaFXを使用した場合にそのプログラムはWindowsタッチ入力アプリケーションとして認識されます。
参考情報¶
- Microsoft MSDN Windowsタッチ プログラミングガイド アーキテクチャの概要
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/desktop/dd371413.aspx