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JavaFX動作環境

JavaFXは、グラフィックス・ハードウェアの機能・性能を極力活用するように作られているので、動作環境のグラフィックス能力が重要です。とくに、JavaFX 3D APIでは3次元グラフィックスの処理をハードウェアに委ねているので、動作環境によっては使用できないこともあります。

JavaFX 3Dの動作環境

JavaFX 3Dは、グラフィックス・ハードウェアへの要求が少し厳しいようです。
javaの起動オプションで、-Dprism.verbose=trueを指定して実行すると、グラフィックス・ハードウェア関係の情報が得られます。

JavaFX 3Dが機能しない環境

Core™ i7-640M(CPU内蔵のIntel HD Graphics)

確認環境:JDK 8 b109、Windows 7 32bit

割と新し目のノートPCで、CPUはNehalem世代で、IntelのCPU内蔵グラフィックスを使用しています。
JavaVMオプションに-Dprism.verbose=trueを指定し、ログから関係しそうなエラーを抜粋したのが次です。

表示

Intelのサイト(以下URL)から最新ドライバをダウンロードしてインストールを試みましたが、ノートPCメーカーがカスタマイズしたドライバが入っているとインストールがエラーとなりました。

IntelDriverInstallError.png

同サイトにある自動識別結果は次のとおりです。

IntelDriverIdentifiedMessage.png

いったんノートPCメーカーがカスタマイズしたドライバを削除してからIntelのドライバをインストールします。
コントロールパネルから、ハードウェアとサウンド>デバイスマネージャを開き、ディスプレイアダプターの下にあるグラフィックスをダブルクリック、ドライバータブで削除ボタンを押します。
アンインストール後一旦再起動されるので、ログインしインテル製ドライバのインストールを実行します。

JavaFX 3Dが機能した環境

Pentium M 750(GeForce GO 6200 with TC)

動作確認環境:JDK 8 b109、Windows XP 32bit

2005年の古めのノートPCです。よくあるチップセット内蔵グラフィックスではなく、外付けのnVIDIA製グラフィックスチップ搭載です。

Phenom II x6 1055T(RADEON HD5750)

動作確認環境:JDK 8 b109、Windows 7 64bit

自作デスクトップPCです。

コマンドラインオプション

Javaのコマンドラインオプションから動作環境に関係するものを探しました。

描画方法

-Dprism.order=<オプション>
  • <オプション>
    • sw
      ソフトウェアで描画


9年以上前に更新