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NetBeans ライブラリ設定

NetBeansのANTライブラリ設定に関するメモ

ライブラリの設定例

Apache Log4j 2 のライブラリ設定

Apache Log4j 2は、基本として次の2つのライブラリを使用します。

  • log4j-api
  • log4j-core

ライブラリの入手

Apache Log4j 2公式サイト から、[Download]を辿って Apache Log4j 2 binaryをダウンロードします。

2020-05-25時点での最新は次です。

  • apache-log4j-2.13.3-bin.zip

binaryアーカイブには、Log4j 2を構成する各ライブラリファイルについて、バイナリJAR、ソースJAR、Javadoc JARの3種のJARファイルが含まれています。

Log4j 2を単体で使用する場合に最低限必要となるライブラリは、log4j-apiとlog4j-coreの2つです。

種類 ファイル名
バイナリJAR log4j-api-2.13.3.jar
log4j-core-2.13.3.jar
ソースJAR log4j-api-2.13.3-sources.jar
log4j-core-2.13.3-sources.jar
Javadoc JAR log4j-api-2.13.3-javadoc.jar
log4j-core-2.13.3-javadoc.jar

上述のJARファイル群を、任意の場所(例えば、C:\Program Files\Java\apache-log4j-2.13.3)に格納します。

ライブラリの設定(まとめて1つ)

  • NetBeansの[ツール]メニュー > [ライブラリ]をクリックし、「Antライブラリ・マネージャ」画面を開きます。
    Antライブラリ・マネージャ画面
  • [新規ライブラリ]ボタンをクリックし、「新規ライブラリ」画面を開き、ライブラリ名欄に[Apache Log4j 2.13.3]を記入し[OK]ボタンをクリックします。
    新規ライブラリ画面
  • 「Antライブラリ・マネージャ」画面に戻ります。左側ペインに新規作成した[Apache Log4j 2.13.3]が追加されているのでこれを選択し、右側ペインに上述で取得したバイナリJAR、ソースJAR、Javadoc JARを追加していきます。
Apache Log4j 2.13.3のクラスパス設定 Apache Log4j 2.13.3のソース設定 Apache Log4j 2.13.3のJavadoc設定
  • [OK]ボタンをクリックし、「Antライブラリ・マネージャ」画面を閉じます。

設定内容は、次のファイルに格納されます。

APPDATA\NetBeans\<バージョン>\config\org-netbeans-api-project-libraries\Libraries\<ライブラリ名>.xml

  • Apache_Log4j_2.13.3.xml を表示

ライブラリファイルを同じパスに置いたマシン間では、このXMLファイルを共有することが可能です。

ライブラリの設定(目的に応じて)

log4j-apiはコンパイル時に必要ですが、log4j-coreは実行時にのみ必要です。
そこで、NetBeansのライブラリ設定を2つに分けて、プロジェクトの設定でコンパイル時に使用するライブラリと実行時に使用するライブラリと個別に設定できるようにするとより丁寧です。

設定は省略


ほぼ4年前に更新