VisualVM¶
Visual VMについて¶
概要¶
VisualVM は、Java 1.4以降で動作するアプリケーションの監視とトラブルシューティング用ツールです。同じマシンや別なマシンで実行するJavaプロセスと接続し、実行情報、CPU使用率、GC活動、ヒープ・メタスペースのメモリ、クラスロード数、実行スレッドの情報の監視、スレッドダンプの取得と表示、ヒープダンプの取得と表示などを行う機能があります。
入手¶
汎用のzipアーカイブ形式と、macOS用のdmg形式の2つがダウンロード可能です。
インストールと実行¶
Windows環境¶
zipアーカイブ形式をダウンロードし、適切なディレクトリに解凍・展開します。
C:\tools\visualvm_216 + bin +- visualvm +- visualvm.exe
binディレクトリの下に、visualvm.exeがあるのでこれを実行するとWindows上でVisualVMアプリケーションが起動します。
macOS環境¶
使用方法¶
起動・接続¶
VisualVMを起動するとGUIの画面が表示されます。
左側ペインに、VisualVMの接続対象(LocalまたはRemote)、ファイルに落としたJavaVM情報(JavaVMコアダンプファイル、JFRファイルなど)などの選択が、右側には選択した対象のJavaVM情報が表示されます。
JavaVMプロセスに接続¶
ローカルまたはリモートのJavaプロセスに接続すると、次の情報が確認できます。
- プロセス概要
- CPU、メモリ、クラス、スレッド情報
- CPUとメモリのサンプリング情報
- CPU、メモリ、JDBC、ロックのプロファイリング
拡張¶
VisualVMは、プラグインによる機能拡張が可能です。
Toolsメニュー > Plugins で、インストール済プラグインの更新、新たなプラグインのインストールなどが可能です。
プラグインをインストール後、再起動すると反映されます。
メモリ情報の拡張¶
Visual GC¶
Visual GCプラグインをインストールすると、接続したJavaプロセスのメモリとGCの状況を詳しく見ることができます。