さくらVPS¶
管理コンソール¶
管理コンソール上から、サーバーに直接(ネットワークを経由せずに)アクセスすることができます。
また、OSとは別のレイヤーでネットワークのパケットフィルターを適用できます。
パケットフィルターサービス¶
IPv4に限定され、またフィルタ定義が20件までとの制約がありますが、OSの設定をせずに適用できる面が有用です。
標準OSによる構築¶
さくらVPSがあらかじめ用意したLinuxディストリビューションを選択してVPSに構築する方法です。これ以外には各LinuxディストリビューションのISOイメージからユーザーが自由にOSをインストールする方法もあります。
初期設定¶
標準OSをインストールした直後は次のような設定になっています。
さくらマニュアル OSセットアップ情報
- VNCまたはシリアル経由でOSのコンソールに接続することが可能
- rootアカウントはログイン不可(パスワード未設定のため)
- sudo で管理権限を実行可能なアカウントが1つ生成(アカウント名は規定)
- IPv6は無効
- SELinuxは無効
- GUIログインは無効
- ホスト名は未設定
- firewallは無効
- スワップ領域未設定
- crushdump無効
初期設定からの変更¶
いくつかの標準OS(Linuxディストリビューション)では、初期設定から変更するスクリプト Setup and update が提供されています。このスクリプトを実行すると、IPv6を有効にしたり、などの設定をすることができます。
https://manual.sakura.ad.jp/vps/startupscript/index.html