自作PC ASUS M4A87TD EVO¶
管理チケット: #6
2010年8月14日 組立
部品購入場所は、秋葉原T-Zoneと秋葉原テクノハウス東映(東映無線)
その後、周辺パーツをいろいろ追加変更
構成一覧¶
項目 | 内容 | 価格(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
M/B | ASUS M4A87TD EVO | 10,980 | T-Zone |
CPU | AMD PhenomII X6 1055T | 20,708 | T-Zone |
Memory | Patriot PSD38G1333KH 4GB x 2 | 15,800 | 東映 |
Patriot PSD38G1333KH 4GB x 2 | 3,870 | Amazon | |
電源 | 7,980 | Amazon 故障につき廃棄 | |
SilverStone SST-ST75F-P | 11,780 | ドスパラ | |
固定ディスク | HDD WD1002FAEX | 7,972 | T-Zone |
SSD SDSSDHⅡ-480G-J26C | 15,098 | ドスパラ | |
光学ドライブ | 3,196 | T-Zone 故障につき廃棄 | |
パイオニア BDR-209XJ | 9,790 | Amazon | |
Graphics | 16,902 | T-Zone | |
Gigabyte GV-N760OC-2GD/HW | 23,980 | TSUKUMO | |
USBインタフェース | AREA SD-PEU3R-2EL2 | 1,620 | ヨドバシ |
ケースFAN(背面) | 故障(異音)につき廃棄 | ||
ANEX OMEGA TYPHOON CFZ-120SA | 1,480 | ドスパラ | |
OS | 14,800 | 東映 | |
Windows 10 Pro 64bit |
構成詳細¶
M4A87TD EVO¶
- AMD870+SB850 チップセット
- Socket AM3
- DDR3 2000/1600/1333/1066 ECC/non-ECC, un-buffered DIMM 4スロット 最大16GB
- PCI Express x16 2スロット x1 1スロット
- PCI 3スロット
- SB850チップセット SATA 6Gb/s 6個(RAID 0/1/5/10)
- JMicron JMB 361 PATA 1個 SATA 3Gb/s 1個
- NEC USB 3.0 2個
- SB850チップセット USB 2.0 12個(バックパネル6個、ボード上6個)
- LAN RTL8111E
- LAN Intel PRO/1000 GT Desktop Adapter
- サウンド VT1818
改修¶
メモリ増設¶
2011年11月3日発注、3,870円(Amazon/クレバリー)
Patriot PSD38G1333KH 4GB x 2
LAN増設¶
2010年8月28日発注、3,729円(Amazon)
インテル PWLA8391GT デスクトツプアダプタ PWLA8391GT
電源交換¶
2014年2月10日購入、11,780円(どすぱら)
SilverStone SST-ST75F-P
2014年2月9日に電源をONしたがPC起動せず。マザーボード上の電源LEDは消灯のままで、別PCの電源をつないだところマザーボード上の電源LDEが点灯したので電源の故障と判断、翌日電源を購入し交換した。
グラフィックスカード¶
2014年2月22日購入、23,800円(TSUKUMO)
Gigabyte GV-N760OC-2GD/HW
デュアルディスプレイでの問題を抱えたHD5770に替えるため、2014年2月22日に購入。
ディスプレイ接続とBIOS表示ディスプレイ、プライマリディスプレイ¶
+-------------+ | EIZO | +--+ S2000 | +-----------+ DVI-I | | | | GV-N760OC +----------------+ +-------------+ | | | +----------------+ +-------------+ +-----------+ DisplayPort | | EIZO | +--+ SX2262W | | | +-------------+
PC電源をONすると、BIOS画面は EIZO S2000側に出ます。
OS起動時のWindowsロゴも、EIZO S2000側に出ます。
OSが起動し、ログイン画面は、EIZO SX2262W側に出ます。このとき、EIZO S2000側はブラックアウト状態です。
Windows 10にログインすると、EIZO S2000が識別2、EIZO SX2262Wが識別1となります。
SSD増設¶
2016年6月1日購入、15,098円(ドスパラ)
SanDisk UltraⅡ SDSSDHⅡ-480G-J26C
Windows 10へのアップグレードを機にシステムディスク高速化を図るため、購入。
ケースFAN(背面)交換¶
2017年12月16日購入、1,480円(ドスパラ)
ANEX OMEGA TYPHOON CFZ-120SA
12月15日にケースFAN(背面)に異音が発生したので、交換。
風量がやや落ち、騒音がやや上がったが同等以上のスペックがないので止む無し。
ポインティングディバイス¶
2018年2月12日購入、3,800円(amazon)
ケンジントン OrbitTrackball with Scroll Ring
Logicoolのワイヤレスマウスを使ってきたが、机の模様(木目)でポインタの移動がひっかかるような現象が出ていたので、机の模様やスペースに左右されないトラックボールに変えてみた。トラックボールは以前職場でLogicoolの親指トラックボールを使った経験あり。今回は親指の負担を減らしたいので中央にトラックボールがあるタイプにしてみた。
トラブルシューティング¶
VGA(HD5770)¶
デュアルディスプレイにしたとき、片方のディスプレイで動画再生するともう片方のディスプレイがちらつく現象がおきました。
インターネット上にも多数事例が上がっています。
対策は、VGAカードのメモリクロックを固定するようBIOSを変更するようです。メモリクロックが省電力のために可変になっているが、デュアルディスプレイで動画再生のときにメモリクロックが低下し表示が追いつかないのが原因とされています。
USB 3.0¶
BUFFALO BSH4U20U3¶
背面のUSB 3.0コネクタに刺して使用していたところ、USB 3.0 128GBのフラッシュメモリが使用できたりできなかったりと不安定な状況が生じていました。USB 3.0のフラッシュメモリを認識しない状況であっても、USB 2.0のフラッシュメモリは認識します。
しばらく使っていると、問題が発生するときは、PCを起動後一度スリープに落ちて復元した場合です。BUFFALOのこの機種は回避策はなさそうです。
ANKER AH401¶
Sleepから復帰したらUSB3.0 128GBフラッシュメモリを認識せず、この時点でUSB2.0フラッシュメモリを認識していました。
別のUSB3.0 64GBフラッシュメモリは認識しました。うーむ・・・。
後述の、NEC USB 3.0コントローラのドライバーを更新したらスリープ後も認識するようになりました。
コントローラチップとドライバ¶
このマザーボードに搭載されるUSB3.0コントローラは、NEC(ルネサス)製uPD720200のようです。
[コントロールパネル] > [デバイスマネージャ] > [ユニバーサルシリアルバスコントローラー] > [NEC Electronics USB 3.0 Host Controller]を右クリックし、[プロパティ]をクリックし、[ドライバー]タブを選択すると、ドライバーのバージョン1.0.19.0、日付2010/01/22が確認できます。
プログラムのアンインストールでも一覧に「NEC Electronics USB 3.0 Host Controller Driver」があります。
ASUSから提供されるUSB3.0ドライバーは次のとおりで更新はありません。
NEC Electronics Corporation USB3.0 Controller Driver V1.0.19.0 for Windows 32/64bit XP & 32/64bit Vista & 32/64bit Windows 7.(WHQL)
2010/03/25版
ルネサス(旧NEC)自身はドライバーを一般には提供していませんが、ドライバーを探してみたところ次のサイトがよく参照されていました。
http://www.station-drivers.com
[Drivers]をクリック、[Chipsets USB 3.0]欄の[RENESAS]をクリック([NEC]をクリックしても同じURLに飛ぶ)すると、関係しそうな項目があります。
- Renesas/Nec uPD720200 USB 3.0 Controller Firmware Version 3.0.3.4
- Renesas/Nec uPD720200/720200a USB3 Controller Drivers Version 2.1.39.0 WHQL
Firmwareは、USB 3.0コントローラに組み込む制御プログラムで、DriverはWindows OSのドライバです。更新する際は両方を(先にFirmwareから)インストールします。
ドライバーを更新するときは、いったん旧ドライバーをアンインストールしてから新ドライバーをインストールしないとダメなようです。
更新にチャレンジ¶
まず、Firmwareをダウンロードし、作業ディレクトリに解凍・展開します。
renesas_usb3_3.0.3.4(www.station-drivers.com).exe
展開した中にあるF303408FWUP1.exeを実行します。これでファームウェアが更新されます。
次に、プログラムのアンインストールでNEC Electronics USB 3.0 Host Controller Driverをアンインストールします。
一応OSを再起動してから、Driversをダウンロードし作業ディレクトリに解凍・展開します。
renesas_usb3_2.1.39.0whql(www.station-drivers.com).exe
展開した中にあるSetup.exeを実行します。
これで、Windows 7 64bit版のUSB 3.0 Controllerのドライバーのバージョンが1.0.19.0から2.1.39に更新できました。
Windows 10での状況¶
Windows 10では、OS標準の Renesas USB 3.0 eXtensible Host Controller - 0.96(Microsoft) というドライバが適用されます。
しかし、これが今まで以上に不安定で、多数のファイルをコピーするとOSごとフリーズしてしまいます(USBマウス、キーボード操作不可、リモートデスクトップ接続操作不可)。
USB 3.0 インタフェースカードの増設¶
2016年6月12日購入、1,620円(ヨドバシカメラ)
オンボードのUSB 3.0コントローラを無効とし(BIOS設定)、別途PCI Expressバスに接続したUSB 3.0インタフェースカードを使用します。
PCI Express×1 仕様の AREA AREA SD-PEU3R-2EL2 をあいているPCI Expressx1スロットに差し、電源(SATAコネクタ)を指します。
これにUSB 3.0バスパワーHUBを接続し、USB 3.0フラッシュメモリを接続してファイルコピーをしたところ問題なく書き込みされました。
デバイスマネージャで、[ユニバーサル シリアル バス コントローラー]を展開すると、
[Renesas USB 3.0 eXtensible Host Controller - 1.0(Microsoft)]
が登場します。
勝手に再起動される(Windows Update)¶
Windows 7以降、自動的にWindows Updateが実施されるようになっています。
このとき、Updateの種類によってマシンの再起動が必要な場合があります。デフォルトでは、一定時間操作がないと、たとえサインインしてデスクトップ上で作業をしていたとしても問答無用で再起動されてしまいます(作業中の状態が失なわれる)。
ノートPCでこの問題[#57]には対処済みでしたので同様の設定を実施しました。
性能¶
CrystalMark 2004 R7¶
再起動直後のベンチマーク¶
2017-05-06 再起動後、CrystalMarkを実行
Hyper-V起動時(仮想ゲストはFedora 25)¶
2017-05-06 Hyper-Vを起動、Fedora 25にログインした状態でCrystalMarkを実行
CPU-Z¶
定常状態¶
- CPU-Zのバージョンは、Ver. 1.76.0.x64
- 2週間ほど稼働(スリープ併用)している
CINEBENCH¶
定常状態、R11¶
OpenGL | 21.90fps |
---|---|
CPU | 4.28pts |
CPU (Single) | 0.88pts |
MP倍率 | 4.86x |
定常状態、R15¶
OpenGL | 36.95fps |
---|---|
CPU | 349cb |
CPU (Single) | 73cb |
MP倍率 | 4.81x |