NetBeans 8.0セットアップ¶
NetBeans公式サイト¶
NetBeans IDE 8.0リリース情報(日本語)
NetBeans IDE 8.0リリースノート(日本語)
NetBeans IDE 8.0のインストール手順(日本語)
オフライン環境でのインストール¶
インターネットへの接続ができない環境(オフライン環境)でのインストールについて補足します。
JUnitモジュールのインストール¶
NetBeansをインストールする途中で、JUnitのライセンス画面が表示され、選択肢に[ライセンス契約条件に同意する。JUnitをインストール]があるのでチェックをしても、インストール環境がインターネットに接続されていないとJUnitがインストールされません。そこで、JUnitのモジュールとJunitをインターネット接続環境で別途ダウンロードしておき、ダウンロードしたファイルを少々修正してからインストールします。
FindBugs Integrationモジュールのインストール¶
NetBeansのアップデートサイトから次のモジュールをダウンロードし、インストールしたところ、インストール中にインターネットアクセスを要求しインストールできませんでした。
- org-netbeans-libs-findbugs.nbm
- org-netbeans-modules-findbugs.nbm
これも、上述のJUnitモジュールと同様の方法で修正することでインストールが可能になります。
モジュールの取得方法¶
オンラインで適用するプラグイン・モジュール¶
インターネットへの接続ができる環境で、プラグインをインストールすると、裏でNetBeansが次のディレクトリにモジュールファイルをダウンロードしています。
APPDATA\NetBeans\<バージョン>\update\download\
ただし、更新のためNetBeansを再起動してモジュールを適用次第削除されてしまいます。
また、更新のための再起動が不要なモジュールの場合、このディレクトリには保存されない(適用次第削除?)ようです。
セットアップ補足¶
NetBeans IDEはインストーラにしたがってインストールすれば大概うまくいくので、補足設定について記述します。
JavaFX Scene Builder起動設定¶
Gloun版 JavaFX Scene Builderを起動¶
JavaFX Scene Builderは、Oracleからのバイナリ版提供はバージョン2.0(Java SE 8 GA版)を最後に停止となり、Gluon社がバージョン8.0.0(Java SE 8u40版)の各OS向けバイナリを以下のURLで提供しています。
http://gluonhq.com/open-source/scene-builder/
キャッシュディレクトリの指定¶
NetBeans IDEが使用するキャッシュディレクトリは、デフォルトではユーザーのホームディレクトリ下の領域ですが、SSD、RAMディスクなどの高速なディスクデバイスがあれば、そこへ変更すると動作がきびきびします。
キャッシュディレクトリを指定する方法は、コマンドラインオプションか、設定ファイルへコマンドラインオプションを追記するかです。
Windows OS¶
NetBeans IDEのショートカットのリンク先にコマンドラインオプションを追記します。
Java SE 8の日本語APIドキュメント参照¶
2014-05-22にJava SE 8の日本語APIドキュメントが公開されたので、Java SE 8のJavadoc参照先を日本語にします。
- [ツール]メニュー > [Javaプラットフォーム]で「Javaプラットフォーム・マネージャ」ダイアログを開きます。
- プラットフォーム欄でJDK 1.8(デフォルト)を選択し、右側[Javadoc]タブを選択し、[URLの追加]ボタンを押します。
- 「URLの追加」ダイアログが開くので、URL欄に[http://docs.oracle.com/javase/jp/8/api/]を入力します。
- 「Javaプラットフォーム・マネージャ」ダイアログの右側プラットフォームJavadoc欄で、今入力したURLを選択し、[上へ移動]ボタンで一番上に移動させます。
Java SE 8のJavaFXドキュメント¶
Windows OS¶
Java SE 8でNetBeansを動かすときに、デフォルトのJavaプラットフォームがJDK 1.8になりますが、Javadocの設定が次のようになっています。
C:\Program Files\Java\jdk1.8.0\docs http://docs.oracle.com/javafx/2/api/
と、JavaFXのAPIがJavaFX 8ではなくJavaFX 2.2のものとなっています。そこでJavaFXのAPI参照を次に変更します。
http://docs.oracle.com/javase/8/javafx/api/
あるいは、ローカルマシンにJavaFX APIドキュメントをインストールしていればそれを参照するようにします。
フォントおよびテーマ設定¶
ネイティブインストーラ作成¶
Java SEアプリケーションを、OSに固有のネイティブインストーラとして生成します。
Windows OS用インストーラ作成¶
Windows OSへ開発したJavaアプリケーションをインストールするために、Microsoft Installer(MSI)形式およびInnoSetupツールのEXE形式が選択できます。
MSI形式を生成するための設定¶
- Wix Toolsetのインストール
WiX ページを参照ください。